はじめに
ブログを始めた頃、タイトルへの意識はほぼゼロでした。「内容が大事だからタイトルは後でいいか」という感覚で、思いつきや雰囲気で決めることが多かったです。
でも実際に運営を続けGoogleサーチコンソールで数字を見るようになってから、「そもそもタイトルが弱いのかもしれない」という問題に気づきました。タイトルを見直すのは地味な作業ですが意外と奥が深く、いろんな気づきがありました。その経緯と学んだことを整理します。
この記事でわかること
- タイトルの重要性に気づいたきっかけ
- SEOを意識したタイトルの考え方
- 「AIっぽいタイトル」になってしまう落とし穴
- 体験談・感情を入れることで変わること
最初はタイトルを適当に決めていた
ブログを始めた頃は、タイトルにほぼ時間をかけていませんでした。記事を書き終えて「まあこんな感じかな」と決めて公開する感覚です。「とにかく公開することが大事」という気持ちが強く、タイトルへの意識は後回しになっていました。問題はその後でした。
サーチコンソールを見て気づいたこと
記事数が増えてきたタイミングでGoogleサーチコンソールを確認してみると、「表示されているのにクリックされていない記事」がかなりありました。
インプレッションはある程度出ているのに、クリック率が極端に低い。つまり検索結果に表示はされているけれど、読者がクリックしたいと思わないタイトルになっていたということです。
このとき初めて「タイトルって、内容より先に判断されるんだ」という当たり前のことを実感しました。どんなに良い内容を書いても、タイトルで「読みたい」と思ってもらえなければ、記事は読まれません。
SEOを意識したタイトルに変えてみた
「タイトルが弱い」と気づいてから、少しずつSEOを意識したタイトルに変えるようにしました。
具体的に変えた方向性は以下のとおりです。
- 検索されやすいキーワードを入れる:「AIについて思ったこと」では誰も検索しませんが「AI初心者は何から勉強すればいい?」なら検索される可能性があります
- 読者の悩みや疑問を直接タイトルにする:「○○とは?」「○○の方法」「○○してみた」など、読者が「これが知りたかった」と感じる型を意識するようになりました
- タイトルの長さを適切にする:長すぎると検索結果で途切れるため、30〜35文字以内を目安に絞るようにしました
でもSEOだけでは解決しなかった
SEOを意識し始めてから少しはクリック率が改善しましたが、別の問題に気づきました。タイトルが全部似てくる問題です。「○○とは?初心者向けにわかりやすく解説」「○○の始め方|初心者向けに解説」——こういったテンプレートを量産すると、ブログの記事が全部似たようなタイトルになります。一覧ページが「全部同じに見える」状態はブログ全体の印象を弱めます。SEOと個性のバランスをどう取るかが、次の課題になりました。
「AIっぽいタイトル」の落とし穴
AIを使ってタイトル案を出すと、「完全ガイド」「徹底解説」「初心者向けまとめ」といった言葉が入りやすいです。これらは悪いわけではないのですが、使いすぎると「どこかで見たような」タイトルになります。
AI系のブログはこの傾向が特に強く、似たようなタイトルの記事が量産されやすいです。検索結果に並んだとき、差別化できていないタイトルは選ばれにくい。
AIをタイトル生成に使うなら、出てきた案をそのまま使うのではなく「自分らしさ」を加える編集が必要だと感じています。
感情が入ったタイトルの方が書きやすかった
タイトルを考える中で気づいたのは、感情が入ったタイトルの記事は書きやすいということです。このシリーズでいえば「落ちました」「しんどかった」「落ち込んだ」といった言葉が入ったタイトルは、書いているときに手が自然に動きます。「自分が実際に感じたこと」をそのままタイトルにしているので内容にブレが生じません。SEO的に最適ではないかもしれませんが、「自分が実際に経験した」タイトルの記事は読んだ人にも届きやすい気がしています。
タイトル一つで印象がこんなに変わる
同じ内容でも、タイトルの付け方で読まれ方が大きく変わります。
| Before | After |
|---|---|
| 「ブログ運営について」 | 「ブログを書いていて一番しんどかったこと」 |
| 「AIについて思ったこと」 | 「AIブログを1ヶ月続けて感じたこと|初心者なりに見えた課題」 |
| 「毎日更新の話」 | 「ブログは毎日更新した方がいい?1ヶ月続けて感じたこと」 |
Beforeのタイトルは内容が伝わらず、検索にも引っかかりにくいです。Afterはキーワードが入りつつ、「読んでみたい」という気持ちを起こさせる具体性があります。タイトルだけで記事の価値の見え方がこんなに変わるのかと、改めて実感しました。
最近やっていること:後から見直す
以前は「投稿したら終わり」という感覚でしたが、最近は公開後にタイトルを見直すことも増えました。クリック率が低い記事のタイトルを調整する——こういった「公開後の改善」をするようになってから、ブログは公開したら完成ではなく改善し続けるものだという感覚が身についてきた気がします。
タイトルを考えるときに意識していること
現時点で自分が意識していることをまとめます。完成した答えではなく、今の段階でのメモです。
① 「自分が実際に検索するか」を問う キーワードを入れることより先に、「自分がこのタイトルを見て読みたいと思うか」を確認するようにしました。
② 感情や体験を示す言葉を入れる 「落ちました」「気づいた」「感じたこと」「試してみた」——こういった言葉が入ると、記事が「誰かの実体験」として認識されやすくなります。
③ 同じテンプレートを連続させない 「○○とは?初心者向けに解説」が続くと、ブログ全体が単調に見えます。解説系・体験系・疑問系など、タイトルのトーンを意識して変えるようにしました。
まとめ
タイトルは「記事の入口」です。どれだけ良い記事を書いても、タイトルで読者が立ち止まらなければ、その先を読んでもらえません。
SEOを意識すること・個性を出すこと・感情を入れること——この3つをバランスよく組み合わせるのは、実際にやってみると想像以上に難しかったです。でも「タイトルを考えること」自体が、「誰に何を届けたいか」を明確にする作業でもある気がしていて、記事を書く前に少し時間をかける価値があると思っています。
まだ試行錯誤の途中ですが、少しずつ改善していきます。
次にやること
- クリック率が低い記事のタイトルを1本見直してみる
- 次に書く記事のタイトルを先に3パターン考えてから書き始める
- 「自分が実際に検索するか」をタイトル決定前に必ず確認する
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