Claude Codeを実際にLaravelプロジェクトで使ってみた|できること・できないことを解説

2026.06.16
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Claude Codeを実際にLaravelプロジェクトで使ってみた|できること・できないことを解説

勉強会でClaude Codeを見て「これは怖い」と思った自分が、実際にLaravelプロジェクトで使ってみた話です。想像以上に便利だった部分と、万能ではないと感じた部分を正直に書きます。

はじめに

以前の記事で、Claude Codeの勉強会に参加して「1年後にはプログラマーがいなくなるかも」と感じた話を書きました。

1年後にはプログラマーがいなくなるかも|Claude Codeに触れて少し怖くなった話

あのとき感じた怖さは本物でしたが「実際に使ってみないと何も言えない」とも思っていました。そこで実際に、Laravelで構築している自分のWebサービスにClaude Codeを導入して使ってみました。

結論からいうと、想像以上に便利でした。ただし万能ではありませんでした。 実際に使ってわかったことを正直に書きます。


この記事でわかること

  • ChatGPTとClaude Codeの違い
  • Laravelプロジェクトで特に便利だった使い方
  • 逆に苦手だと感じたこと
  • 駆け出しエンジニアとしての率直な感想
  • 「エンジニアは不要になるのか」への自分なりの答え

ChatGPTとClaude Codeは何が違うのか

使い始める前に、改めて整理しておきます。

ChatGPTも開発に使えますが、基本的には「コードを貼り付けて質問する」使い方です。Claude Codeはターミナル上で動作して、プロジェクト全体のファイル構成を読み込んだ状態で作業してくれます。「このController直して」と言うと、関連するModel・Route・Migrationも踏まえた上で提案してくれます。プロジェクト全体を俯瞰して考えてくれる感覚は、ChatGPTとは明らかに違いました。


実際にLaravelプロジェクトで使ってみた

今回試したのは、Laravelで構築している自分のWebサービスです。規模はそこまで大きくありませんが、Controller・Model・Migration・Route・Bladeが一通り揃っている構成です。

Claude Codeを起動してプロジェクトのディレクトリに入ると、コードベースを読み込み始めます。「ファイルを確認しています」という動作が走って「このプロジェクトはこういう構成ですね」という認識を示してくれる——人間が初めてプロジェクトに入ったときにコードを読む作業を、数分でやってしまうイメージです。スクール卒業直後の自分なら半日かかっても全体像が掴めなかったと思います。


一番便利だったのはリファクタリング

実際に使ってみて、一番恩恵を感じたのはリファクタリングでした。

Laravelで書いていると「あとで直したい」と思いながら放置しているコードが出てきます。Controllerにロジックが集まりすぎている・メソッド名がわかりにくい・同じような処理が複数箇所に散らばっている——そういった部分です。

「このControllerを改善してほしい」と依頼すると「ここはServiceクラスに切り出した方がいい」「このメソッド名はわかりやすくできる」という具体的な提案が返ってきます。プロジェクト全体の設計を理解した上での提案は、ChatGPTに断片的なコードを貼り付けて聞くのとは明らかに違いました。


エラー調査のスピードが速い

Laravelの開発をしていると、エラーに詰まる時間が多いです。自分の場合、原因がわからないまま何時間も調べ続けることが珍しくありませんでした。

Claude Codeにエラーメッセージを伝えると、関連するファイルを確認しながら原因の候補を提示してくれます。「このエラーはおそらくMigrationの設定とModelのリレーションがずれているのが原因です。確認してみてください」というように、複数のファイルを横断して考えてくれます。

100%正しいわけではありませんが「どこを見ればいいか」の方向性を示してくれるだけで調査時間は大幅に短縮できました。スクールで学んでいた頃、エラーで詰まると孤独に検索し続けるしかなかった——あの頃にClaude Codeがあったら、学習の進み方はかなり変わっていたと思います。


逆に苦手だと感じたこと

便利な部分ばかりではありませんでした。

仕様やビジネス要件はわからない:「このサービスでユーザーが求めているのは何か」「なぜこう設計したのか」というコンテキストはコードには書かれていないので伝わりません。「技術的にはこう書ける」と提案してくれても「なぜそうするのか」の判断は自分でしなければいけない。設計の意思決定は今のところ完全に人間の仕事です。

提案されたコードをそのまま使うのは危険:動いているように見えても、ロジックが意図と違っていたりセキュリティ上の問題が潜んでいることがあります。「Claudeが書いたからOK」は危ないという感覚は、使い始めてすぐ持つようになりました。


Laravel初心者ほど役立つかもしれない

使っていて意外だったのは、初心者ほど恩恵が大きいかもしれないということです。

学習中は「何がわからないのかわからない」という状態になることがあります。Claude Codeはそういう場面で「ここを見てください」「これはこういう仕組みです」と教えてくれます。自分が学習を始めた頃にあったら、詰まるたびに数時間消耗していた時間がかなり減っていたと思います。ただ「理解せずに使う」のは学習の妨げになるので「なぜそう書くのか」を必ず確認しながら使うことが大切です。


エンジニアは不要になるのか

Claude Codeを実際に使ってみて、以前「1年後にはプログラマーがいなくなるかも」と感じた怖さは少し変化しました。

確かに、簡単な実装ならAIだけで進められる場面があります。スクールで習ったレベルの実装なら、Claude Codeは自分より速くて正確なコードを書きます。これは事実です。

でも実際に使ってみて感じたのは、「何を作るか」「なぜそう設計するか」「これで本当にいいのか」という判断は今のところ全部人間がやっているということです。エンジニアが不要になるというより、AIを使いこなせるエンジニアと使いこなせないエンジニアの差が広がる時代になると感じています。怖さは残っていますが「距離を置く」より「積極的に触れて使いこなす」方が正解だという感覚が強くなりました。


まとめ

Claude CodeをLaravelプロジェクトで実際に使ってみて、AIコーディング支援ツールの進化を強く感じました。リファクタリング支援・エラー調査・コードの全体把握は想像以上に優秀でした。一方で設計判断や仕様理解は人間の仕事として残っています。

現時点での結論は**「エンジニアの代わり」ではなく「優秀な開発パートナー」**というイメージです。今後さらに進化したらどうなるのか、少し楽しみでもあり少し怖くもあります。ただそれは、積極的に触れ続けながら確かめていくしかないと思っています。


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